FatherBrown ブラウン神父 シーズン9
私の大好きな海外ドラマシリーズ、ブラウン神父!
このドラマの何が良いかといいますとー
1.登場人物が年寄り
2.イギリス英語に浸れる
3.コッツウォルズ地方の風景が素敵
4.建物が素敵
5.年寄りの恋愛模様が垣間見れる
6.1話完結
水戸黄門のように必ず正義が勝つというか、聖書の教えに従って幸せになる。
見れば見る程癖になるドラマです。
アメリカドラマと違って、パンっとした美人や、超イケメン!って俳優が出るわけではないのですが、そこがイギリスの良い所、そんな風に思います。
登場人物
ブラウン神父
物語の主人公。村で起こる事件を解決し、犯罪を犯した人の心に響く説教をする。
原作とは違い、ブラウン神父役のマーク・ウイリアムズは186cmもある大柄です。
ハリーポッターのロンの父親役でもあったそうです。
神父なので、恋愛など色気はありませんが、お酒も飲むし賭け事もします。
異教徒を受け入れる寛容さも持ち合わせています。
村の中を自転車で巡り、常に黒い傘を持ち歩いています。
死者に遭遇した時には、ポケットからリボンを出して必ず祈りを捧げます。
マッカーシー夫人
ブラウン神父の教区の書記なんだそうですが、甲斐甲斐しくお世話もするし、余計な事も言うし、事件にも巻き込まれる人。
敬虔なカトリック教徒で、常識を逸した事には物申す、分かりやすい性格。
意外にもどうしようもないご主人がいて、ご主人の事は話題に上がらないけれど、家族には苦労もした模様。
ストロベリースコーンは賞をもらうほど、作るのが上手で、お花を育てるのも上手。
イギリスらしく、すぐお茶を淹れてくれるとても気が付くレディ。毎回素敵な帽子をかぶっている。
レディ・フレシア
お金持ちの奥様で、時間があるのでブラウン神父の捜査に協力します。
旦那が忙しい為、時々他の殿方との恋愛もする美しく寂しいレディ。
言いたい事を言うさっぱりした性格で、マッカーシー夫人とのやり取りは絶妙。
シーズン5以降、ゲスト的扱いに。
シド
レディ・フレシアの運転手として登場した。
運転手と言いながら、色気があって裏社会にも詳しい人物、ブラウン神父の右腕として事件解決に貢献します。
シドニーと呼ばれ、マッカーシー夫人には息子の様に扱われていますが、だいたい視線の先に女性がいます。
更に際どい所を察して、追及する技も持っています。
すぐパブに行きたがり、彼もシーズン5以降はゲスト的扱いでしたが、シーズン9で復活してくれました。
年々ぽっちゃりしてきます。
バンティ
シーズン5から、レディ・フレシアの姪としてお金持ちポジションを受け継いだバンティ。
ロンドンでおイタが続いたので、田舎の伯母の家に預けられた設定。
時々たくましく見えるボディに、身体能力も高め。ロンドンではモテていた設定。
自分で車を運転する事ができる。今時の若者。
怪盗フランボウ
ブラウン神父の宿敵と言われているが、お互いに認め合い、協力する事もある。
ゴージャスで品があって、色気がある。
身長は低いが、顔面イケメンで、画面偏差値超高め。
彼の出る回は美術品が絡んだり、豪華なセットが見れるので、毎回ワクワクする。
バレンタイン警部補
初代警部補。
男前で、ブラウン神父を実は認めつつ、事件の捜査をしていた。
昇進してスコットランドヤードに異動しますが、ブラウン神父との絆は深く、後に警察バッヂをブラウン神父に贈ります。
サリバン警部補
2代目警部補。
こちらも男前。
ブラウン神父との捜査について、いい顔をしないながら、信頼していく様子が分かります。
特別捜査員として異動になり、別名で復活する回は面白い。
マロリー警部補とどうしても比べてしまうけれど、男前なのに寝ぐせみたいのもある時があって、キュンとくる。
マロリー警部補
ブラウン神父を「パドレ」と呼び、厄介者扱いする。ゴルフ好き。家族思い。いつも誤認逮捕する。意地悪な印象の中に、時々人間臭さを出してくる、素晴らしい俳優さん。シーズン4より出演。
グッドフェロー巡査部長
人として一番ちゃんとしている人。
どうしようもない上司にもきちんと向き合って仕事をしている。
ブラウン神父に協力し、事件が解決につながる事が多い。
名脇役とは、彼の事を云うのではないでしょうか。
番外編村人 鍛冶屋役?
一番最初のお話に登場していたバリー・スローンさん、愛する奥さんに対する姿勢がまた素敵でした。
アメリカドラマの『リベンジ』で好きになりました。
ズバリ、タイプです。
番外編 妹?
マッカーシー夫人の妹役で出演されたニーブ・キューザックさん。
なんと、本当に妹さんなんだそうです。
よく見たらお顔のパーツ、似てました。
お騒がせ役で、こういう人いるよなって思って見れちゃうから、やっぱり女優さんって凄い。
Amazon prime videoで配信が始まりました。
2017@easyfrench ボートン・オン・ザ・ウォーターにて
2017@easyfrench ダウントンアビーの撮影された教会にて
すごく後悔している事があって、2017年にコッツウォルズに行ってるんです、私。
しかしながら、その頃ブラウン神父を見てなくて、ダウントンアビーに夢中だったんですね。
一緒に旅に行ってくれたのは、女性の画家さんで、バイブリ―のスワンホテルに泊まりたいという希望から、コッツウォルズに行く事になりました。
1日タクシーで巡ってもらったのですが、ダウントンアビーの撮影場所を回るには、時間も無いし、この教会ぐらいなら行けるかなって事で行く事ができました。
王道のバイブリ―、ボードン・オン・ザ・ウォーターなど4か所位を巡ってロンドンに戻りました。
ドラマは見続ける程、登場人物に感情移入していきますよね。あまりに長いともはや家族並み。笑。
アメリカドラマで言うと「デスパレートな妻たち」は、私の中でもはや家族でした。
そして、ブラウン神父もそこに入りつつあります。
ケンブルフォードが舞台と言われていますが、撮影場所は正確には分かりません。
次にイングランドへ訪れる日が来たら、ぐるりと回りたいなと思っています。
車は左側通行なものの、メーターがキロメーターじゃなくて、マイルだった気がして、そしてみんな1車線でも猛スピードで走るので、レンタカーはちょっと怖いなと、さらにツアー中車の事故をよく目撃しましたので、またタクシーをお願いする事になりそう。
話を戻して、ブラウン神父の登場人物は、哀愁が付きまとっていて、ブラウン神父はひょうひょうとしながら、何か全てを受け入れている感じがいいんです。
若い子向けのドラマではないけれど、まだ恋愛も忘れてない大人が見るにはちょうどいいのではないでしょうか。
原作の小説が書かれた頃は、1910年~35年と言われていますね。
ダウントンアビーとほぼ一緒の年代ですが、ドラマは1950年代となっているそうです。見比べてみると面白いですね。
さて、シーズン9の続きを見たいと思います。