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【映画レポート】ブラピ

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試写会「ブレットトレイン」

109シネマズ名古屋エントランス

伊坂幸太郎原作:マリアビートル
制作:ソニーピクチャーズ
監督:デヴィッド・リーチ
主演:ブラッドピット

 この映画の制作に至った経緯は、ソニーが伊坂幸太郎のマリアビートルを脚本仕立てしてデヴィッド・リーチとケリー・マコーミックに持っていき、その後、原作を読んだとケリー・マコーミックが言っていました。
 映画の内容はハチャメチャですが、ケリー・マコーミックはちゃんと脚本を読んだ後に原作も読んだって言ってましたので、ご安心?を。

 

試写会に行ってきました。ブラピがやっぱりかっこよかった。デビット・リーチ監督もどっかで見たぞと思いつつ、かっこいいなと思ってみてました。同い年でした。『ファイトクラブ』のブラピのスタントをしていたらしい。すごいなー。『トロイ』の時のブラピの体に惚れ惚れしたけれど、デヴィッド・リーチさんだったかもしれない?よだれでる。

 あらすじは、闇業界復帰後初の簡単な任務を、代役で請け負ったブラピが東京から次の駅で降りようとするにも降りられず、その東京発京都行の弾丸列車には、他の任務を請け負った各国の殺し屋達も乗車していて、色々なアクシデントが起きるというストーリーです。

 内容は、ちょっと日本を馬鹿にしてるのかと思う節が何個かあるんですが、試写会のインタビューで監督も馬鹿にしてないからね、とのコメント付きで制作について話していました。馬鹿にしてるんだろうね、多分。でも、日本もこれくらいユーモアがないとな、と思う作品で、舞台が日本じゃない方が、余計な事を考えずに見れたかな、と思っています。
 伊坂幸太郎さんは好きな作家さんで、伏線回収が快感だなと思っていたんですが、伏線回収は絶妙で、あと、BGMがツボに入る事もありました。

おススメ度★★★★★

 ブラピのアホな感じとか、殺し屋達のアホさ加減とシリアスになればなるほどアホな感じになっていく突っ走り感が、超笑えました。出てくる日本人も汚い言葉遣いをするし、奥ゆかしい日本は全くなく、アジアのとこかの国的な、もし中国が舞台だったら上映できないだろうという内容でした。ただただ爽快、笑って、自分が青春だった頃のトップスターが面白い事してくれる映画でした。
 余計なお世話ですが、どの年代がこの映画を見たらハマるんだろう、と思って見てたんですが、40代かと。
伊坂幸太郎ファンには、なんとなくちょっとぶっ飛びすぎな気もして、でも、ぶっ飛んでるのが逆に違う作品みたいで良かったのかもと思います。日本の映画は、『ラストサムライ』とか『座頭市』とか、古いサムライ魂的な作品が日本の代表作と思い込んでいるような、最近でいうと是枝作品みたいな狭苦しい日本みたいなイメージがつきまとうんですけど、やっぱりアホな作品、遊び心のある作品を作るべきだと思うんですよね。
 私はハードロックも好きだし、IMAXで音響の良さにやっぱり映画は映画館で見なければと思うほど、ちょっとしたライブに行った爽快さがありました。伏線回収も気持ちいいので、カップルで行ってもいいかなぁ、でも今の若者はブラピ知ってるかなー?とか、サンドラブロックの事知ってる人いるかなーとか、心配になりました。
 伊坂幸太郎氏をご存知の方は周知の事実ですが、彼は仙台在住で活動されていて、この原作『マリアビートル』も東京発盛岡行の話なんだそうです。久しぶりに、伊坂幸太郎作品を読みたくなりました。ソニーさんありがとう。そうそう、ソニーの創業者の実家、盛田酒造は愛知県常滑市です。という事も、みんなに知っておいて欲しいですね。日本が世界で認められているのか、よくわかりませんが、日本の企業は応援したい。いくら円安だからといっても、日本のメーカーの底時からを見せて欲しいですね。話がそれた・・・

特徴

  • 音がでかい
  • 新幹線と思って見てはいけない
  • 人が死ぬ
  • 日本と思ってみてはいけない
  • セクシーは無し
  • 原作は忘れよう
  • アメリカ人が作った作品
  • セットが豪華
  • ありえない設定が続く

おススメしない人

  • 新幹線好き
  • 日本文化好き
  • 伊坂幸太郎の世界を忠実に再現して欲しい人
  • 心臓の弱い人
  • 彼女とイチャイチャしたい人

おススメの人

  • ハードロック好き
  • アメコミ好き
  • ブラピ好き
  • 機関車トーマス好き
  • アクション好き
  • 伏線回収好き
  • 気分転換したい人
  • 英語好き

試写会備忘録

試写会当日までの流れ

  1. 「試写会事務局」のメールのURLから応募
  2. Twitterアカウントで応募
  3. 当選の連絡
  4. 当日12時から座席の確認
  5. 開場時間の記載がないので、開演時間に会場へ到着
  6. 入場は携帯の画面を、入り口の映画館の係りの人に見せる
  7. 自分の席で鑑賞

メモ

会場内

ジャパンプレミア試写会となっていて、京都の試写会を同時中継。なんと、映画館内のレッドカーペットをブラピ達が歩いて、現地のファンにサインをして回る映像を永遠とみせられる。ほぼ1時間。

あんまり長いから、途中でトイレに行っても、まだブラピがレッドカーペットでサインしてたりして、驚いた。

その後、さらに舞台挨拶があって、日本語吹き替え版の声優さんや、よくわからないフワちゃんが出てきて映画にまつわるお話を聞く。この時既に18時過ぎ。英語が聞き取れる人には、楽しい時間かもしれない。

ちょっと疲れたあたりで映画が始まりました。なんか長すぎて膝がいたかった。でも、作品は面白かったので映画が長いとは思いませんでしたよ。

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